【石上布都魂神社】伝説の剣が祀ってあった!?(赤磐市)

山全体が静けさに包まれた神秘的なスポットだ。

赤磐市の山奥にある神社

岡山県赤磐市石上(旧吉井町)の県道468号線(平岡小鎌線)の脇に大きな石の鳥居があるのが目印。神社はしばらく山の方に登っていくとあるようです。

すぐそこに「第4駐車場」があります。ここは一番離れた駐車スペースなのでよっぽど混んでいなければもっと近くの駐車場があるのでそっちに停めましょう。

当社は日本書紀にスサノオがヤマタノオロチを退治した剣を奉斎したと記す古社である。廷喜式内社であり備前一宮として格式高い神社で、広い全国から参拝される。山頂は磐座で、禁足地である。

立派な鳥居ですね!偶然に初詣シーズンなので装いも少し変わっているみたいですね。今回は第4駐車場から歩いて行きました。

すれ違いのできない道を進んでいくと何やら鳥居が見えてきましたぞ。右脇にはこじんまりと「第3駐車場」も見えます。

樹木が生えて神秘的な鳥居

元々はここを真っ直ぐ参道が繋がっていたんでしょうね。

【布都魂神社奥の院】この山頂にある本宮の後の磐座(磐境)は神霊を祀ったもので古代信仰を伝える貴重な遺跡として保存されている。

真っ直ぐ伸びる道。初詣の為のバスが停まっていますね。

ここが「第2駐車場」バスが帰った後です。ここも一般車両が停められるのでしょう。

そのすぐ上に「第1駐車場」があります。ここが近いと言えば近いんですが狭いし坂の斜面にあるので斜めに駐車しないといけないのでペーパードライバーの方は気を付けて下さい。

針葉樹林に囲まれています。

神社へと続く参道

駐車場のすぐ前に「表参道」です。この細道(山道)を登っていけば神社に辿り着けるみたいだ。

道が細い為、コロナ対策として看板があるのでその指示に従って下さいね。

けっこう急勾配で階段もあります。距離はそこまでないのでよかった。

手水鈴緒はコロナウイルスにより使用不可となってます。

竜の口から水が流れ出している。カッコいいぞ!

企業で来られていた団体の御一行がいたのでちょっと待ち…。

石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)の社殿

ここが社殿ですね。建物の裏側は木々に囲まれていて何とも言えないスピリチュアルな印象を受けます。ここは癌封じのご利益があると有名な神社ですね。

スサノオがヤマタノオロチを倒したとされる十握剣(とつかのつるぎ)がこの神社にしばらくのあいだあったようです。その剣を布都斯魂剣(ふつしみたまのつるぎ)と呼びその名が付けられてみたい。

謹賀新年、初詣の装いで賑やかな雰囲気がしていいですね〜。

左脇には3種類の「おみくじ」がありました。フィーリングがあったものを選ぶと良いでしょう。

右脇には小さな鳥居、その奥には祠がありました。その目の前に山道がありましたが木々が道に垂れてきていて通れそうな感じではなかったです。

こっちは「社務所」という事務所的な所ですね。

今日は売店的なテントで縁起モノの熊手など販売されてました。しかし!調べた情報によればここには自動販売機でお守りやら何やらが販売されているらしい…。

これが自動販売機か!

「御朱印・御守自動授与機」ごめんなさい、自動販売機ではなく自動授与機でした…。ここは参拝者休憩所も兼ねられています。

となりの飲料自動販売機と何ら遜色ない「御守自動授与機」だ。

御朱印(大・中・小)

・十握太刀(赤・紫)
・必勝太刀(赤・紫)
・癌封じ病気平癒御守(赤・紫)
・健康御守交通安全御守(赤・青)
・金運御守商売繁盛御守唐辛子の魔除け(大・小)

※ラインナップの変更があるかもしれません。

今回はお守りを購入しました。(御朱印とか軽いモノには木片が入っているのでそばにある返却かごに入れて下さい)

本宮・磐座へ行った後こちらで御朱印・お守りを入手して休憩しながら読むと良いでしょうね。(ヤバイ、登る前にもう買ってしまった…お守りがぐしゃぐしゃになるかも…涙)

さらに上にある本宮・磐座へ

上に登っていく道が「本宮参道口」で下に降る道がさっきの駐車場へ戻る別の道になってます。

約10分という事なので行ってみましょう。

すごく歩きたくなる道ですね!人が一人通れるくらいの幅しかありません。

急な勾配の階段ですね!個人的にはワクワクして好きなんですがけっこう疲れますよ。

この辺りから足元がかなり悪くなります。木の根っこが基礎になったような道が続きます。汚れても良い格好で登ったほうがいいですね。

天女の腰掛・・・羽衣を枝に掛けて一休み、若き天女が見えたら、今日こそ...また今度...

まるで何かの歌詞のような意味深な文言が…。帰ってから調べてみると「木の枝」が天女が腰掛けているように見えるみたい。…それを書いてくれ…。気づかなかった人はまた今度って事か…。

「積石」がありました。元々は石の信仰がルーツのようで「神を祀る」「追悼」という2つの意味があるようです。

石を積んでみたかったけど「せっかく積まれた石を自分が崩してしまったらどうしよう」という情けない気持ちにより断念しました。

標高も高くなってまいりました。岡山空港も近いのでここからなら飛び立った飛行機がよく見えるかもしれないですね。

最後の難関(鳥居)

ここまでくればもう一息。ナチュラルカラーの鳥居が現れこの階段を登れば本宮があるようです。

この神社にはこんなセクシーな階段があるんだなぁ、来てよかったぞ!まるで八岐大蛇の首のような階段ですね。匂わせでしょうか?多分偶然です。

本宮・磐座についたぞ!

昔はここに建ててあったんですね。

寛文9年(西暦1669年)創設時の図がありました。今から350年ほど前ですね。そう考えると意外に最近の出来事にも思えます。手前から「拝殿」「幣殿」「神楽殿」「本殿」

この裏手は「禁足地」として立ち入ることができなくなっています。ここの剣があったんでしょうか?このスサノオとヤマタノオロチの伝説はこの前行った「血洗の滝」とも関連性が高いですね。【血洗いの滝】スサノオが血で染まった剣を洗ったとされる滝(赤磐市)

面白いんだけど知識が足らなすぎる…。もっと勉強が必要だなぁ〜。

帰りは別の道から

本宮参道口に舞い戻ってきました。今度は「お帰り順路」を通って帰る事に。

全然関係ないかもだけどここからの眺めというか造りが「サムハラ神社」にソックリなんだが…。一瞬何かの力によって飛ばされたのかと思った。子供の頃よく行ってたけど最近行ってないから今度行ってみよう。

帰り道も歩道と行った感じでかなり狭い…。(さっきあった軽トラよう登ったなぁ…)

あとはここを折り返して下れば「第1駐車場」があった所につながっています。

良い所だったので頂上まで登れて良かったです。やっぱり元気じゃないと山道を登ったり出来ないから体が健康って大切なことだと再認識しました。え…なんか文句ありますか?

 

石上布都魂神社

住所:岡山県赤磐市石上1448

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