
実際のところどうなのかを少しだけ。
岡山県内の情報をブログで発信し始めてこの事について書くべきか、書かざるべきなのか考えてみましたが、個人的な感想を記録として残しておいたほうがいいのかも…そう思いました。
1938年に加茂で起こった都井睦雄による大量殺人事件
(ちなみにこの本は子供の頃、実家にありました)
1938年5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂大字行重(※津山市加茂町行重)の貝尾集落で30名が亡くなった凄惨な事件です。当時もかなりセンセーショナルなことだったようでのちに「八つ墓村」などのモチーフになっています。
入念な計画のもとに行われた復讐劇、犯人が自殺することで幕を閉じました。結核が発覚した事がきっかけで周りの目も変わり、狂っていってしまったという。

もちろん地元ではこの事件の事を知らない人はほとんどいません。
都井睦雄の暮らした地域



今現在、加茂町は津山市と合併していますが当時は【加茂村】でした。岡山県と鳥取県の県境にある人口の少ない地域です。岡山県民でも何か用事がない限り訪れることがないようなところです。
魅力がない場所、ということではなくて鳥取との県境なので人の行き来があるように思いますが、ここを通って鳥取方面に向かう、または鳥取から岡山方面に向かうという事はまずないです。
鳥取県倉吉市や米子に向かう場合は179号を通りますし、鳥取市に向かう場合は53号を通ります。(まぁ高速道路とかもあります)実際、昔鳥取側から車でここに抜ける山道を通ってみたことがあるのですがほぼ「獣道」
大きな車では走れない、ガードレールもないような道(通常の倍くらい時間がかかったと思います)