岡山名物といえば「きびだんご」
しかし、地元だからこそ向き合ってこなかった灯台下暗し。
…さぁ、原点回帰だ。
おそらく一番知名度のある「廣榮堂のきびだんご」
こちらは岡山県の老舗お菓子メーカーである「廣榮堂(こうえいどう)」のきびだんご。
どこのお土産やさん、道の駅などに行っても大体取り扱いのある商品ですね。
廣瀬屋という瀬戸物屋(陶器などの焼物を扱うお店)からお菓子屋に転向し、安政3年(1856年)から続く歴史ある「廣榮堂」
廣榮堂は飲食店もやってるぞ!
中納言本店、藤原店ではカフェスペースがあり、スイーツやランチを味わうこともできます。
正直、岡山県民としては「お土産として他県の人にお土産として贈る」事はあっても意外と食べる機会も少ないんじゃなかろうか?
…しかし、自分が食べた事もない商品を贈るというのはどうなのか?
(※異論は認める)
という事で買って実際に食べてみました!
【岡山県名物】元祖 きびだんご20個入り
こちらは定番商品の20個入りバージョン。
20個入っていても意外とスマート(タブレット端末くらい)
・10個入り・20個入り・30個入り(※個包装や味違い個数違いなど亜種もあります)
調べてみると公式ネットショップでは「のし・水引・表書き・その他メッセージ・名前」など付けて発送してくれるサービスもあるようです。
アレルギーとかあるから一応書いておこう。
【原材料】砂糖、還元水飴、もち粉、麦芽糖、小麦粉、米粉、水飴、きび粉、トレハロース
「ごたく並べてないで早く開けろって???」
…うるせえぇぇ!!!
「元祖 きびだんご20個入り」を開封するぞ!
かわいい包装紙を開けると、またまた可愛らしいキャラクターが現れました。
桃太郎の顔がドンっ!と印刷されています。
「もうこれは”桃太郎”の絵本じゃ…」
箱の側面にも動物やら鬼やらのイラストが施されていますね。
最悪、包装紙が雨に濡れても大丈夫な仕様です(多分そういう意図はないだろうけど…)
絵本のように箱を開きました!
こうなっていたんだな。
中には「きびだんごを食べる為の楊枝」と「桃太郎伝説の簡単なライナーノーツ」、「注意書き(開封後は早く食べて等)」が入っていました。
旅路で素手できびだんごを食べるわけにもいかないので楊枝付きはありがたい。
なんか鬼を倒した剣のようにも見えますね。
さて、こちらが本体の方です。
しっかりと梱包されていますね。
「元祖 きびだんご20個入り」を食べるぞ!
ワォ…。
なんて綺麗な見栄えなのだろう?
きびだんごってこんなエレガントな食べ物だったのか!?
ついつい「一個ぐらいなら…」とつまみ食いしたくなっちゃう感じがします。
小分けのパッケージの物も販売されていますが、ビッシリ敷き詰められている方が造形的な魅力が増しますね!
初めて食べるわけではないけど、ちゃんと向き合って食べるのははじめてかも?
とっても柔らかいんだけど、弾力がかなりありますね!
中は粘り気があるので意外としっかり楊枝が刺さります。
モチモチです!
団子とか普通のお餅とはやっぱり食感が違いますね。
中身は入ってませんがこしあんのようなペースト状の舌触りがあり、ちょうど良い甘さ。
味というよりも”食感を味わう”にふさわしいお菓子。
そして…腹持ちがすごい!!!
さすが、旅のお供に桃太郎が持ち歩いていただけはあるな。
【中納言本店】 住所:岡山市中区中納言町7-32 営業時間:月~土 9:00~18:00 日・祝 9:00~17:00 喫茶ラストオーダー 16:00
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