【岩屋城跡】山頂にデカい鳥居がある低山(津山市)

運動不足により歩き方を忘れてしまいそう…。

たまには山でも登ろうと思います。

岩屋城跡を目指して山を登るぞ。

岡山県の津山市と真庭市のちょうど境目あたりにある。

近くには古着屋の西海岸真庭店があり、国道181号線から細い道に入っていくと駐車場が見えてくるぞ(一応看板が出ています)

ここは第一駐車場でさらに奥に進むと第二駐車場があるみたい。

道沿いには小さな川が流れていて雰囲気も良い。

今回は「登山愛好家のみたピー」に山登りやトレッキングについてあれこれ教わりながら登ることになりました。

階段を登ると切り株のような形のトイレがある。

面白いけど閉所恐怖症の人は若干苦手な作りかもしれないが漏らすよりはマシだ。

なまった体にムチを打って登るぞ、一応過去に大山は登った事があるので死ぬことはないと思う。

岩屋城跡を目指して登山開始。

では早速登っていきましょう!

この山は標高483mと低山なので時期にもよりますが登山用のガチ装備でなくても登れそうです。

まずは針葉樹に囲まれた階段を登っていきます。

すごく綺麗に整備された階段です。

ここから岩屋城登山口。

すごい森林浴感があって日頃のストレスを忘れさせてくれます。

そこそこ階段が続く最初の難所。

体幹を意識しながら自分のペースで登っていくと良いみたいです。

今まで山登りは滅多にしていないので装備など何も準備してないですが、6月の上旬くらいなので梅雨用に撥水性のあるレインウエアくらい持っていけば良さそう(持ってきてないけど…)

階段は結構きついけど綺麗で登りやすいなぁ。

慈悲門寺下の砦跡。

階段ゾーンが終わると「慈悲門寺下の砦跡」という看板がありました。

特に何かあるわけでなく、ここに昔砦があったんですね。

今日はめちゃくちゃ暑いわけでもなく丁度いい気候です。

少し歩くと「慈悲門寺跡」がありました。

ここには元々岩屋城が造られる前から慈悲門寺があり、廃城になると共にここにあった建物も無くなってしまったようです。

現在は空き地になっています。

ちょっとキャンプできそうな所ですね、ダメでしょうけど(笑)

この辺りから少し道の雰囲気も変わり始めました。

めちゃくちゃ歩きにくいという事もないんですがちょっと脇を覗くと崖のようになっています。

足元も岩で凸凹した所もあります。

三合目までたどり着きました。

意外と早いな。

ここは自然に崩れたのでしょうか?

直接危険ではないですがちょっと怖いですね。

またちょっと進んだところに土砂崩れのようになって道が荒れていました。

ここは慎重に気を付けながら進んで下さい。

5合目まで辿り着きました。

ここで大きな看板があり「山王宮拝殿跡」と書いてあります。

頂上までの正規ルートを外れた所に山王宮跡があるみたい。

しばらく進むと2つのルートに分かれています。

真っ直ぐ進むと山王宮跡があるみたいなので行ってみましょう!

道は細いけど意外と歩きやすい。

ただし崖剥き出しになっている道なので注意して下さいね。

足を滑らせると下まで落ちちゃうかもしれません…。

謎の湧き水を発見。

「シャー…」っという音が聞こえてくる。

道の横にある大きな岩肌に清水が流れていました。

いつもこうなっているのか?

時期によっては水が出てない事もあるかもしれませんね。

自然の給水ポイントとなっています。

いつの間にか結構登ってきていたんですね。

この道はひらけていて景観もいい。

もうすぐ山王宮跡です。

というかもうちょっと前から遠目に見えているんですけどね。

山王宮跡に着きました。

大きな岩の塊にある隙間に祀ってありました。

大津市坂本にある日吉大社の山王大権現の分霊を勧請して祀ってあるようです。

それにしても凄い岩だ。

もし岩屋城跡を登るならここへ来ないという選択肢はないな。

うる覚えだけど10分もかからなかった。

ひっそりとたたずむスポットだ。

よし、そろそろ引き返して頂上を目指そう。

頂上への正規ルートに戻りました。

頂上まではもう半分くらいですか。

大手門跡。

この裏手にあったんでしょうか?

この辺りからだんだんと道が落ち着いてきましたね。

水門があったみたいです。

何か建物が見えてきましたね。

すごく太い大樹を見つけました。

「龍神大杉」という名らしい。

何か”謂れ”がある杉なのでしょうか?

雰囲気のある水神宮拝殿。

ここは水神宮拝殿

少し座って休憩できるようになっています。

小屋の裏手に「龍神池」があり祀られている。

すごく神秘的な感じがするな。

この池は伯耆国赤松池(鳥取県大山町)にならい作られたみたいです。

この池の水は岩屋城の生活用水として使われていたんじゃないかと言われてるみたい。

なんかカッケェ…。

ここから2つのルートに分かれる。

左側、水神宮拝殿の前を通っている道を行くと展望スポットがある。

右側の道を進むと本丸跡(こっちが事実上の頂上)がある、ただどちらも最終的に繋がっている道なのでお好きな方へどうぞ。

今回は左側から、とりあえず展望スポットへ先にいきたいと思います。

もう山頂付近の感じが出てきました。

ここは春には山桜が咲くらしいのでお花見の隠れスポットみたい。

この地域の開花時期より少し遅い時期に来ると咲き始めるようですよ。

こっちに馬場跡への順路がありました。

このへんまで城で使っていた馬が登ってきていたんですね。

前に行った倉敷の下津井城跡とは全然違うなぁ。

そろそろ展望スポットに到着しそうです。

岩屋城「展望スポット」に着いたぞ!

鳥居の先に雄大な景色が広がっています。

標高500mってそんなに高くないと思っていたんですが結構高いんですね。

こんな所になぜ鳥居があるんでしょうか?

でも鳥居がある事でなんかよりいっそう良い風景に見える。

今向いている方角は津山市中心の方でしょうか。

天気にも恵まれて風も気持ちいい。

神南備山展望台とは全然違う眺めですね。

どちらかというと美作市の大山展望台に近いかな。

どうですか?登りたくなってきたんじゃないでしょうか?

さっき最初に見えたあずまやで昼休憩をとります。

景色を眺めながら休憩できるスポットですが他に人がいたら若干気まずい。

山の上で食うカップラーメンはうまい。

ただちょっと虫が異常に多い(笑)

天敵がいないからでしょうか?

ハハコグサというやつでしょうか?

そこら中に生えています。

事実上頂上の「本丸跡」へ行ってみます。

景色も良いので頂上っぽいですがここは展望スポットで、奥に進むと少し高い所に本丸跡があるので行ってみましょう。

道中にトイレがありました。

木の影になっているので暑くなさそう。

今まで見えなかった鳥取方面が見えました。

おそらく倉吉とかの方角じゃないでしょうか?

展望スポットから5分ほどで本丸跡に着きました。

少し広めの広場という感じでしょうか?

こんな所にお城があったんだなぁ。

そろそろ山を降りて行きますか。

今度はさっき通らなかった道(水神宮拝殿の右側にあった道)を通ります。

結構広くて平坦な道ですね。

大堀切跡がありました。

ここからちょっと足元が悪い急な勾配がある道になります。

左側に別の道が見えました。

こちらに行くと手のくぼり跡下り口駐車場へ行けます。

おそらく第二駐車場がある方でしょう

三の丸跡の方向へ行けば水神宮拝殿の方に出ます。

普段運動しない方もたまには低山くらいから山を登ってみてはいかがでしょうか?

 

岩屋城跡

住所:岡山県津山市中北上

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