一度買ってしまえば繰り返し使うことが出来るシリカゲル。
実際にどうやるのか?どう変化するのかまとめてみました。
再生使用できるドライフラワー用シリカゲル。
お家でドラフラワーを作る時に使う事がある「ドライフラワー用シリカゲル」ですがシリカゲルに吸収された水分を飛ばすことによって何回でも使えるという優れモノです。
はじめて”シリカゲル”を使う方や、まだ試した事がない方にはピンとこないと思うので実際に見た方が分かりやすいと思うので是非ご一読ください。
【ドライフラワー用シリカゲル】定番(豊田化工)VS100均(セリア)
使用後は見た目ですぐに分かる。
同じ”ドライフラワー用のシリカゲル”です。
こちらを見ていただくとすぐに分かるかと思いますがこの2つ全然色が違いますよね。
左側のシリカゲルが使用後で赤・紫のように変化していますね。
水分を吸収することで色が変化する特性があります。
右側が水分を飛ばしたモノで青色になり、未使用と同じ状態になっていますね。
みた目で一目瞭然なのが「シリカゲル」を使ったドライフラワー作りの利点と言えます。
どうやって水分を飛ばすの?
フライパンなどを使って加熱する事で水分を飛ばします。
自分の場合は独立したIHクッキングヒーター、IHに対応したフライパンを使っています。
(※汚れているのはキャンドル用のワックスのせいです。)
物理的にはキッチンにあるガスコンロやIHでもできますが料理にシリカゲルが入ってしまうとマズいので「ドライフラワー用シリカゲル専用」として設置してください。
また、シリカゲル自体は水分も吸ってくれるし、見た目が柔らかそうなのですが意外と「砂」のように硬いのでフライパンを傷めてしまいます。
どうしても細かい粒子状になったシリカゲルは舞い散ってしまうのでこぼしても良いように養生、換気をしてください。シリカゲル自体は水分を吸ってもサラサラとしているので掃除は容易です。
加熱する事で水分を飛ばします。ここで水分をしっかり抜いておかないとお花が枯れてしまうなどドライフラワー作りに支障が出できます。
高温にしても湯気が出るくらいなので恐がらなくても大丈夫ですよ。
シリカゲル加熱後は火傷するくらい高温になっているので注意して下さい。
自分の場合は一度でできる量ではないので別容器(耐熱性が良い)に移し替え、冷ましてから保存用に移し替えています。
その後シリカゲルが冷めたら密閉性のあるモノに移し替えて保存しています。
保存パックについては「シリカゲルに対応している素材のモノ」の方が良いでしょうが、自分は冷蔵食品用の保存パックに入れています。
注意点をまとめるとこんな感じです。
・シリカゲル再生はキッチン用と別で行う。 ・粉状になっているシリカゲルは飛散するので換気する。 ・高温になるので火傷に注意。 ・使用したフライパンは傷む。 ・購入直後のモノでも湿気を吸っている場合があるので加熱した方がいい事も。 ・シリカゲルを触った後は必ず手を洗う。
以上を気を付けてドライフラワー 用シリカゲルの再生作業を行なってみてくださいね。
個人的にはIHクッキングヒーターがベスト。
ホームセンターや家電量販店で販売されているモノでもいいと思います。
ただあまり高温で連続使用するとHIクッキングヒーター自体も高温になり悲鳴をあげてしまうので時間の間隔を空けて使用してください。
手軽にドライフラワーを作ろうと思えば、花を逆さにして吊るしておく「ハンギング」がカンタンですがハンドメイドに使ったりする場合は形状もある程度自由がきいて、乾燥状態が保てるシリカゲルを使った方法がいいと思います。
▶︎【ドライフラワー用シリカゲル】定番(豊田化工)VS100均(セリア)