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キャンドルの材料として知られている「パラフィンワックス」
一体どんなモノなのかよく分からず使っている人も多いはず…。
パラフィンワックスって何から出来てるの?
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石油に含まれる成分で分留して精製されモノがパラフィンワックスです。
また石油から分留する際、精製の度合いが高いモノ(※流動パラフィンなど)はお菓子や野菜などの食品のコーティングなんかにも使われたりするようです。なんか不思議ですね。
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まぁ想像しようと思っても実際のところよく分からないですよね。
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半透明で白っぽい色をしています。
よく市販されているパラフィンワックスの形状は直径10mmに満たないくらいの丸くて平べったいペレットタイプ。
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溶かすと色は透明になります。
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シャツのボタンに似てるかもしれないですね。
また業務用だとブロックタイプのモノもあります。加工はしづらいですが業務用なので比較的安く入手が可能になるのでたくさん作りたい人はこちら。
パラフィンワックスはキャンドル用のワックスの中で一番安価で手に入りますね。
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最近では手作り用に100円均一とかでも小分けになった商品を見かけますね。
正直なところそれ買わなくても別コーナーにあるティーキャンドルや仏壇用のロウソクを溶かせばいいんですけどね。質はそんなに変わりません。
パラフィンワックスの用途。
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一般的にリーズナブルな価格で手に入るキャンドルはこのパラフィンワックスが使われています。
アロマオイルや精油(エッセンシャルオイル)などを使ったアロマキャンドルにはあまり使われない素材ですね。
使えない事もないのですがパラフィンワックスの独特な匂いも出るので互換性はあまり高くない。
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一般的には火を灯して楽しんだり雑貨・インテリアとして飾るのが前提。
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油のように水をはじく性質があります。
他にもクレヨンや着火剤などの原料にもなっているみたいですね。
また、キャンドルの色付けでも身近にあり手軽なのでクレヨンを使われたりするみたいですがオススメはしません。専用の顔料を使いましょう。
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パラフィンワックスはどのくらいで溶ける?
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融点は約50〜75℃からが一般的。(基本商品に記載されているので確認して下さい)
夏の暑い日には陽の当たる場所や物理的に熱くなるモノのそばに置いておくと溶けてしまいます。
また、時間経過によって変形・変色する場合もあるので注意が必要。
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どこかにくっついたり、溶けたりするとなかなか取れないので掃除も大変です。
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キャンドルの燃焼程度で溶けたパラフィンは触って手に付いても取れやすく悪くても軽いヤケドで済むかもしれませんがアツアツに熱したパラフィンは取れにくくなりけっこう危険です。
固まったパラフィンは基本無臭に近いですが温まると独特の臭いが発生します。
温度を上げ過ぎると外気との温度差で固まるときに変形するので季節にも注意して下さいね。
※溶かす場合は換気が必要です。
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高温にならないよう温度管理も重要です。
パラフィンワックスの加熱時の注意点。
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高温な状態になったパラフィンは水分が混入すると油に水を入れた時と同じように爆発的に飛び散ります。本当に天ぷらを揚げているような感じになります。
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ガスなどの直火よりも温度を一定に保てるIHクッキングヒーターなどで加熱するのが安心です。
慣れてくると色や粘度などで大まかな温度はわかるようになりますが、手軽に温度を測れるデジタルクッキング温度計や天ぷら鍋温度計を使うと適切な温度で取り扱う事ができますよ。
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パラフィンワックスでキャンドルを作る場合。
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個人的にはパラフィンワックスで作ったキャンドルは屋外向けかと思います。
燃焼する場合に微量の有害物質が発生するみたいですね。
まぁ微量なので気にされない方は屋内でも使ってもいいと思いますが喘息などある方は控えた方がいいでしょうね。
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またこれは使う芯によっても変わるのですがパラフィンワックスで作ったキャンドルは「ススが出やすい」ですね。一般的には木綿(コットン)などが使われています。
キャンドルのススが付いてしまうとなかなか汚れが落ちません。
麻紐なども使えますが燃焼時間が短く、ススも出やすいのでキャンドル用の芯を使って下さい。
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最近ではウッドウィック(木芯)などもありますね。
糸芯よりも価格は20倍くらい高くなりますが使い勝手がかなりいいのでオススメです。
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火を扱うことになるので火事にならないよう注意して楽しみましょう。
あと子供は触りたがるので火傷にも注意が必要ですね。
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